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アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ「あのときの王子くん」21 大久保ゆう訳

2006年09月01日

 水牛だより9月1日

必要があって手にした雑誌「コヨーテ」の最新号が「フィンランドのみじかい夏」という特集をしていました。トーベ・ヤンソンが夏をすごしたクルーブ島の小屋の写真を見ているうちに、こころ動かされて短篇集のはじめにある「夏について」を読み返しました。
「わたしの記憶はどうしようもなく頼りなくて、日付やできごとはするすると抜けおちて、何年もあったはずの子ども時代は、ただひとつの長い夏として思いだされてしまいます。」トーベ・ヤンソンが言うように、わたしの子ども時代もひとつの長い夏のよう。寒冷地に住んでいたこともあったのに、ぜったいに夏であるのは、夏休みというもののせいかもしれません。

水牛の9枚目のCD『記号説/う・む——高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一』を発売しました。高橋悠治と足立智美が自分の声とコンピュータなどを使って、北園克衛と新國誠一を音楽にしました。ぜひ聞いてください。
9月23日(秋分の日)にはCDの発売を記念して二人のライブを予定しています。午後3時から渋谷のアプリンクファクトリーで。詳しくはこちらをごらんください。
9枚目を無事に発売して、適当に、いい加減に、をモットーに、CDはまだ何枚かの企画がゆっくりと進行中です。世の中からはあまり評価されないモットーかもしれませんが、ほんもののインディーズとしては欠かせない大事なこと。ピシリとかたにはまっては何のいいこともないと思うのです。

「水牛のように」を2006年9月号に更新しました。
夏のおわりは忙しいひとも多く、今月は少ないかなと思ったのですが、それでも9人が書いています。少なくはありませんね。
「製本、かい摘まみましては」の四釜裕子さんには『記号説/う・む』のデザインをお願いしました。原稿を書いたりデザインをしたり、こき使われているというわけです。
今月は水牛のひとたちのブログをまとめてご紹介します。

佐藤真紀さんのブログ「クロヨン平和主義」
四釜裕子さんのブログ「bookbar5」
御喜美江さんのブログ「道の途中で」
片岡義男さんのブログ「ペーパーバックの数が増えていく」

それではまた!(八巻美恵)

★この文章を書いた人→八巻美恵★こんな時間に→2006年09月01日 10:29 ★トラックバック




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