![]() |
|
|
|
トップページの「メインエリア」に、新しく「青空文庫 分野別リスト」という見出しをたて、当該ページにリンクした。
「分野別リスト」では、公開中の作品が、内容別に分類されている。 これまでの、作家名、作品名からの検索に加えて、ここでは「こんな内容」という観点から、作品を選べる。
青空文庫のデータベースには、分類番号のデータ欄だけは用意してあった。だが、どんな形でデータをそろえるか、これまでは詰めてこなかった。
今回リンクする「分野別リスト」は、日本十進分類法(NDC)を採用している。 これを使ってみて、皆さんから「分野別は便利」、「この形が適当」という声が上がれば、青空文庫のデータベース自体に、NDCの分類データをもたせることも、考えてみたい。
分類データの作成に当たられたのは、しだひろしさん、Jukiさん、あすなろさん。検索システムに仕立ててくださったのは、おかもとさんだ。 今日に至る経緯をJukiさんにご紹介いただく前に、まずは私から、作成に当たられた皆さんにお礼を。
大きな贈り物を、私たちに、ありがとう。(倫)
青空文庫のトップ頁に、しばらくの間「青空文庫 分野別リスト」をリンクさせていただくことになりました。URLは、
http://yozora.kazumi386.org/
です。
このサイトでは、青空文庫の公開作品を日本十進分類法(NDC)で分類しています。あちこちクリックしてみてください。使い心地はいかがでしょうか。これは不要と思われたり、逆になぜこれがないのかと不満を覚えられたり。色々気が付いた点があることでしょう。
その際は、どうぞ掲示板[よぞら / Night Sky] に貴方のご意見をお寄せ下さい。
・経緯
昨年(2005年)の5月、掲示板「みずたまり」に書かれたある発言が、ここaozora blogで保存されています。
>ジャンル別は便利!
>青空文庫をジャンル別にわけてくれませんか?本をよく知らない人には、利用しにくいと思います。さらに、利用する人がふえるのではないでしょうか・・ (「ジャンルは便利!」より)
例えば自分の読みたい作品の名前や作者が既にわかっている場合、青空文庫のトップ頁から探す事が出来ます。一部しか解らない場合であっても、同じ頁上部にあるGoogle、又はゼファー生さんが作成された「青空鯰」で探し出す事ができます。
ただ、どんな作品がここにあるのか、自分の読みたいジャンルの作品はここにあるのか、といった視点で探しはじめると、これはなかなか大変です。キーワードをいくつか決めてそれで探す事もできますが、それでは「キーワードを含まないが、自分の求めるジャンルにあてはまるかもしれない作品」を取りこぼすことになります。
ましてや、公開点数5000点を超えた現在、作品を片っ端から読んで判断するには余りにも時間がかかります。
自分の読みたい作品への手がかりの一つとして、図書館で見る分類のように、作品一つ一つをNDC番号で分類してみたらどうだろう、と提案したのがしださんです。
学校の図書室や図書館の本の背表紙に、三段組で数字や文字が書かれているシールが貼られているのを見た事があると思います。その内一番上の段に振ってある数字が日本十進分類法(NDC)によって分類された種類を表しています。これがNDC番号です。
しださんは、先程紹介した「ジャンルは便利!」という記事を立てて、2005.05.31現在の公開中リスト・作業中リストのデータ、日本十進分類法(NDC)のデータを募集しました。
それに答え、富田さんはそれらのデータの存在場所を紹介しました。作品一つ一つにNDC番号を付けていく作業は、しださんの他、あすなろさん、私が参加しました。
ところで、作業をした私たちは司書の資格を持っていません。ですから、NDC番号をどう作品にふっていくのかがわからず、ほぼ手探りで作業を進めました。結局その時点では、付けてはみたが自信がないNDC番号、わからないNDC番号の頭に「?」を付けました。複数のNDC番号を付けた作品もあります。後に提案される「青空文庫 分野別リスト」では、?は外し、複数付いているものはそのまま生かしています。
10月には、NDC番号付けがほぼ出来上がりました。「ジャンルは便利!」、およびコメント欄を御覧いただくと、この間の経過と、その後の経過がわかるかと思います。
データは出来上がりました。しかしこれからどうするのか。青空文庫の作業について話し合うメーリングリストの中でも迷いや疑問が出、解決する糸口がなかなか見えませんでした。一時、プロジェクトは休止していました。
12月の初め、新しい動きがありました。aozora blog上で私たちに助言をして下さっていたおかもとさんが、処理済データを「青空文庫 分野別リスト」という具体的な形で表現してくださったのです。拝見して、やはり文学が多いなと再確認したり、全分野それぞれに作品が収録されているという事に意外さを感じました。
「青空文庫 分野別リスト」の頁にはもう一つ、「児童書(じどうしょ)トップ」というリストもあります。NDC番号付け作業の際にしださんは、児童向け作品が分るようにするため、該当する作品のNDC番号の頭にKを付けることも提案していました。その結果が反映されています。青空文庫にやってくる子ども達への、もう一つの道しるべです。(もちろん大人にも参考になるはずです。)
NDC番号の訂正は随時行っています。しかし、私たちが見落としている間違いも沢山あるはずです。その際も、専用掲示板[よぞら / Night Sky]に情報を寄せていただけると有り難いです。よろしくお願いします。
そして、最後に。
新しい収録作品にNDC番号付けをしたり、番号を修正したりするなど、作業はしばらく続けていく必要があります。ただ、現在のメンバーではどうしても手が回らないことが多々あります。
ここまで読んで下さった方の中に、自分も分類作業をしてみたい!と思われた方はいらっしゃいませんか。どうぞ、[よぞら / Night Sky]まで御連絡下さい。(Juki)
みなさん、どうもごくろうさまです。
正直いうと『「超」整理法』を読んだクチなので、分類しないという選択もすごくひかれるんです。電子図書館なんだから、斬新な分類方法があればきっとふさわしいんだろうなあとも思ってましたし。そのいっぽうで、限られた時間のなかで、なにを読んで何を読まないかという取捨選択、本との出会いはほんとに悩ましい問題ですもんね。
Posted by: しだ at 2006年03月15日 20:53しださん、もどかしさを感じられたとしたらこれは私の力不足です。ごめんなさいね。
斬新な分類。
頭脳に限界がないと信じたいけれど、現時点で自分には何も考えつかない。っきーっ。
古書を検索するときに「スーパー源氏」を使うことが時々あるのですが、そこにも図書館とは少し違う分類検索があります。それをふと思い出しました。
Posted by: juki at 2006年03月19日 01:47> もどかしさを感じられたとしたらこれは私の力不足です。
いえいえ、そんなふうには思いませんでした。
青空には600人いるはずなのに、
すっかり沈黙のスパイラル気味なのにはもどかしさを感じますけど。
言論の格差社会。600人いるっていうのに、人手不足とか人材不足
なんて言う意見は失礼ですよね。集まってくれてる人に失礼なはなしだと思う。
現に今回、あすなろさんやおかもとさんがつどってくれました。
600人がいっせいにしゃべりだしてやりたいことやり出したら、壮観でしょうなあ。
スーパー源氏、見てみました。ああいうサブカテゴリ・横断カテゴリの設定は、
混沌としていて、うらやましいですわ。
Posted by: しだ at 2006年03月19日 11:53