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その1
先日友達と携帯電話での話。
私「ご主人はどちらへ?」
Y「政界へ」
そういえばこのご夫婦のうちどちらかの遠縁に議員さんがいらしたので選挙のときは手伝いに借り出され、大変だったという話を聞いたことを思い出し、いよいよご主人も選挙にでるのか。そのために政界へ挨拶にいらしたのだろうと私は思った。
私「そう、大変ね、お金もかかりますね」
Y「保険が利くから一回500円ぐらいよ」
私「・・・・保険が利くのですか??え?保険が??一回500円?」
Y「そうよ。やっているときは痛いけど後が気持いいのだそうよ」
私「確かに心労が大変だといいますからね。後が気持いい、そりゃ通れば気持がいいですよね。じゃあ今ご主人は、東京にいらっしゃるのですよね」
Y「なんで整体をするのに東京までいくの?○○町よ」
私「せ・い・た・い・ね、はい、わかりました。整体ねえ・・それは痛いけど後で気持いいわねえ。はい」
その2
携帯電話といえば・・
ある夜携帯電話が鳴った。電話の向うで女性の声は、ロシア語で「今晩は、アンナ」と言った。私がその言語に無知ならば、話はそれで終わったのだ。しかし僅かに習い覚えがあるためにロシア語で答えた。「ちがいます。私はアンナではありません」と言ったら、向うは一言二言言って切れた。また鳴った。「アンナ?」と言うから私はまた否定した。日本人ですよと言おうとしたとき、すかさず向うは「アンナでしょう。」と勝手に決め付け、今度は早口で立て板に水とばかりに流暢なロシア語で何事かを言い続けた。それを遮って、私は「だから違うわ。どこへかけているの?」と言ったら、その言葉で怒りの頂点に達した相手は私には聞き取れないことをものすごい勢いで捲くし立てた。そして勝手に切ってしまった。どうやら私はどうあってもアンナさんであり、そしてそのアンナさんにからかわれていると電話の主は思っているらしい。その後、その電話の主が正しい電話番号でアンナさんと話をすることができたとき、若しくは会ったとき、どうなったのだろうか・・
その3
毎日の犬の散歩。いつも同じ所では犬も飽きるだろうし、確か犬の飼い方の本にかいてあるには、同じ散歩コースでは犬もボケるのだそうだから、犬の脳の活性化のためにもたまには違うコースを行こう。
冬への準備の暖かな日、私と犬は、いつもの公園と正反対へ向いて行った。隣の町内は新興住宅地である。良く似た外観の洒落た家がブロックごとに整理されて建っている。その中を何度も曲りながら歩いていくとS子さんの家の横手に出た。生垣の向うに小さな池があり、池から芝生が広がっている。芝生に並行するようにして縁側があった。その縁側に女性が立っている。近眼なのに眼鏡を忘れた私は、立っている女性に目を細めて焦点を合わせた。はっきりとしなかったが、S子さんである。何より彼女の家である。道路から覗いたようで嫌だったが、素通りするのはもっと嫌だったので、道路から生垣越しに私はS子さんに向って手を振った。彼女も手を振ってくれた。笑みを浮かべているようだ。彼女と私の距離は10メートル以上はあるだろう、聞えないかと思い、「今、散歩の途中だから、また改めて寄るわね」と私はちょっと大きな声で言った。彼女も「わかったわ。またお茶でも飲みに来てね」と大きな声で答えた。
そこからまっすぐな道を100メートルほど犬に引っ張られて歩いたとき、対面からS子さんがスーパーの袋を両手にぶら下げ道路の端を歩いて来た。
私は立ち止まって目を細め焦点を合わせた。止って動かない私を犬が首を傾げて見ていた。S子さんは小走りに私に近づくと「どうしたの?」と訊いた。「お茶でも飲んでいく?」と誘ってもくれた。
「あなたの家、あの角の茶色の家よね。池があり芝生があるわよね」と今来た方を向いて訊くと、
「違うわよ。もう一つ向こうの角の茶色の家よ。池があり芝生があるわよ」
では私に手を振り、お茶に誘ってくれたのは誰なのだろうか?
その4
対面から知人が歩いてくるといえば・・・
ある日曜日デパートの前を友達とおしゃべりをしながら歩いていた。向うから細身で長身の男性が私達の方向へ歩いて来た。年の頃は三十代初めだろうか、濃紺のスーツに身を包むという表現がぴったりの人で、髮は七三に分け、顔立ちはというと、目が大きく、鼻が高くちょっと日本人離れしていた。こんな地方都市にステキな男性もいるものだと私は思ったが、友達とのおしゃべりに夢中だった。
その彼の端正な顔立ちが、私達に近づくにつれ崩れた。そしてすれ違いざま、笑顔で軽く頭を下げ「元気?」と古い知己のような親しさで片手を私の肩にふれて去って行った。驚いた私は会釈を返すのがやっとだった。
友達が「ステキな方ね、どなた?」と私に訊いた。訊かれて私は困った。「知らない人」と正直に答えた。まさか今から駈けて行って彼の背中を叩いて呼び止めて、「どなたでしょうか?」とは訊けない。私は頭の中で、彼に白衣を着せて医者にしてみたり、Gパンを履かせてカジュアルな服装にして友人のご主人方を思い浮かべてみたり、しかしピッタリくる職業も人もいなかった。
これは数年前の話だが、あれ以来お会いしていないが、未だにあのステキな男性がどなたなのか私は知らない。
つづく・・・
★この文章を書いた人→ten★こんな時間に→2004年11月26日 09:39 ★トラックバック「つづく・・・」
・・・してやられました。
こういう風な続くには、弱いです。
早く続きが見たいものです。 m(__)m
Posted by: M at 2004年11月26日 22:41和式の結婚式の時
ふうふはあいわし
と、斉唱するのですが、友人は、ここでずっと。
夫婦は鰯とおもっていて
なんでかなーっと考えていたそうです。
つづく
Posted by: つづき at 2004年12月05日 17:49和式の結婚式の時
三々九度を一気飲みした花嫁が居ました。
・・・その後、やっぱり別れたそうです。
わかっているようで知らない場合もありますね。
Posted by: M at 2004年12月05日 20:05