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おひさしゅう

2004年07月01日

 水牛だより7月1日

水牛のトップページにある「水牛」という描き文字は平野甲賀さんによるものです。水牛、とじっさいに紙にペンや筆で書いてみるとわかるのですが、この二つの文字はけっこうカタチがとりにくいのです。それがこんなにうつくしい描き文字になって、いくら見ても見飽きない。見ればみるほど、うつくしさが増すといったほうがいいかもしれません。平野さんはこれまで描いてきた文字のすべてに「kouga grotesque」という名前をつけて、おなじ名前のCD-ROMを出しました。200本の描き文字タイトル(本や芝居やコンサートの)と、4本の仮名フォント(ひら仮名、カタ仮名、数字、アルファベット小文字などあり)がはいっています。見るだけでなく、使えるところがすばらしい。発売はBZBZ。くわしい情報はときどきの平野甲賀で見ることができます。

「水牛のように」を2004年7月号に更新しました。
スラチャイの詩は「水牛の挽歌」。平野さんの描き文字とともに、水牛という名前とはながいつきあいです。ともに生きるものとして水牛とはどのような動物なのか、きちんと調べたいと思っているのですが、情報はあまりありません。ウェブで検索すると、なんといっても一番多いのは水牛の角の印鑑のことで、台湾や中国にもたくさんあります。でも、八重山にいるかわいい水牛の写真にであったこともありました。
小泉英政さんの「循環だより」は循環農場でできた野菜の箱にいっしょに入って、毎月届けられます。A4判の紙のおもてには野菜の説明や調理のしかたなどが書いてあり、うらにコレが書いてあります。野菜も循環だよりもおいしい。野菜はともかく、おいしい文章をひとりじめにしてしまう手はありません。そのための水牛なのですから。
「水牛のように」には、いつもだれかひとり青空文庫の工作員の書いたものがあるといいと思い、これまで何人かに声をかけてきました。わたしの個人的な予定では、今月登場するのは大久保ゆうさんのはずでした。そろそろ大久保さんにメールを書こうと思っていたころ、aozora blogに大久保さんの「郡山総一郎×岡真理『イラクで何が起こっているか』聴講記録」がアップされました。長いけれど、きちんとした報告です。今月の「水牛のように」のひとつとして読んでいただきたいと思います。

「水牛の本棚」「水牛通信電子化計画」は今月はおやすみです。暑いので、ちょっとはやい夏休み。

今月のおしらせです。
「弦と絲(いと)のアラベスク」(イラクの子どもたちのために)
7月3日 19時 光明寺(地下鉄神谷町より徒歩1分) 絵画の展示も行います
出演:上條充(江戸糸あやつり人形)常味裕司(ウード)佐藤真紀(話)有馬理恵(朗読)
Tel:090-9373-5891(担当:枝木)

「ナンダロウアタシゲな日々——本の海で溺れて」南陀楼綾繁著
南陀楼綾繁さんをどう紹介すればいいのでしょう。古本が好きで編集者で超ミニコミを出していて名前もいくつかあってとっちらかってアヤシゲなひと。とてもひとことでは……。出版している無明舎は秋田市にあります。水牛とも無関係ではありません。やがて水電子化計画で社長の安倍甲さんが登場するはずです。

●江村夏樹作品コンサート『夢』
7月23日(金)18:30会場 19:00開演
江東区・門仲天井ホール tel 03-3641-8275
前売3000円 当日3500円
平川和宏(男声)/三橋美香子(女声)/山田百子、甲斐史子(ヴァイオリン)/西陽子(筝)/松本健一(テナーサックス)/江村夏樹(ピアノ)/声の出演 寺本実里、江村夏樹/須藤力(音響技術)/場内日本画展示 青柳恵子、萩原まい子
太鼓堂で前売予約を受け付けています。

それではまた! (八巻美恵)

★この文章を書いた人→八巻美恵★こんな時間に→2004年07月01日 01:56 ★トラックバック




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