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Windowsでazurを使って青空文庫を開くと、まずは本文がMS明朝で表示されます。おそらくMS明朝で満足する人はいないと思うので、ここは好きなフォントに変えてみましょう。ためしに内田明さんが作成されたフリーフォント「XANO明朝」にしてみます。

「XANO明朝」をインストールした後、メニューの「表示」から「書体」を選んで「XANO明朝」を選んでみます。

中里介山の「大菩薩峠 勿来の巻」はこんな感じになります。azurの場合、まずは本文の書体を自分の好きなフォントに変えていきます。そして、文字サイズや行間を自分なりの読みやすい大きさに変えていきます。一度設定すれば、その値が次回起動時の初期設定になります。
と、ボイジャーのT-Timeを知っている人ならばあたりまえの事なのですが、知らない人もまだまだ大勢いると思うので、ここであらためて初歩的なことを書いてみました。
次に、このazurの特徴の一つの、JIS X 0213表示です。MacintoshのOS Xには、ヒラギノというJIS X 0213:2000の字形(20000文字ほど)を持つフォントがあらかじめインストールされています。azurは、このMacintosh OS Xで、JIS X 0213対応のファイルを綺麗に表示してくれます。
青空文庫は「明日の本棚」というコーナーにJIS X 0213対応のテキスト・ファイルを幾つか用意しているので、その中の黒島伝治『武装せる市街』をダウロードしてきてazurで表示してみます。azurはもちろん手元にダウンロードしてきたファイルを表示させることも可能です。

このように第三第四水準の文字を、文字コードとして正しく認識して表示します。ただ、azurの場合、XHTMLのルビタグは正しくルビとして表示するのですが、青空文庫のルビ形式(《》)をルビとして表示しません。また、テキストファイルをazurで開くと改行が認識されないので、その場合はメニューの「表示」から「ソース表示」を選ぶ必要があります。
じゃあWindowsの場合はどうなんだ! ということなんですが、これが微妙に込み入っていて、なんとも難しい問題です。先程の内田さんのXANO明朝がJIS X 0213に対応しているので、まずはそれをインストールしてもらって、Windows98、Meで見て貰えば表示されるようです。azurの動作環境に98、Meが入っていないのが問題なのですが。2000、XPの場合は、どうもOS上の問題がいろいろあって、うまく表示できないようです。こちらはazurのバージョンアップに期待しましょう。
最後に、大野裕さんが現在青空文庫のアップされているXHTMLファイルの外字画像部分をJIS X 0213に変換してくれるcgiを作ってくれました。これだけですと何のことだかさっぱりわからないとは思うので、詳しくは大野さんのblogの方をご覧下さい。先程のテキストをダウンロードしてきて見る方法より、簡単に第三第四水準の文字を見ることができます。図書カードに、このcgiにXHTMLを通すボタンがあるともっと便利かもしれません。
★この文章を書いた人→ag★こんな時間に→2004年04月18日 00:37 ★トラックバック「フォントなんて持っていないよ〜」と言っているみなさん、年賀状作成ソフトをお持ちではないですか?
年賀状作成ソフトには、たいてい数種類のフォントが附属しています。年賀状に使うくらいだから、行書や楷書など、味のあるフォントもけっこう入っていますよ。
源氏物語を行書で読んだり、中島敦を楷書で読んだりしてみると、またひと味違います。ぜひ、お試しください。
すみません。なぜかトラックバックが文字化けしてしまいました。
Posted by: 大野裕 at 2004年04月19日 18:21