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山形県には、現在、手漉き和紙をつくっているところが4か所あります。
PowerBook G3 とデジカメとプリンターを購入したのは4年ほど前になりますが、そのころからあたためていたアイデアがあります。地元産の手漉き和紙をつかって、地元のまつりや風景・野仏・文化財・建物の写真をプリントすることです。
普通紙やインクジェット紙にあきたらず、ザラ紙や習字用半紙を試してみたことからはなしは始まります。古ぼけた風合いとか、安っぽい質感がほしかったからです。ただし、当初は手漉き和紙を使おうとは考えもしませんでした。第一に表面が毛羽立ちすぎてるから、プリンターにかけるには絶対不向きだと思いこんでいたからです。そして第二に、手漉き和紙は高価すぎるからです。ざれ事で使うには、安い物ではありませんから。
(以下、気が向いたらつづきます)
★この文章を書いた人→PoorBook G3'99★こんな時間に→2004年02月11日 01:49かなり以前の話ですが、手漉き和紙に詩をタイプして展示したことがあります。
こちらでも手漉き和紙の工房がいくつかあり、その工房で和紙の製造体験をしてきました。
終了後は工房の社長とお茶をのみながら、話し込んで、展示に使う和紙を値切ってきました。。。苦労を実感しながら値切るとはいい根性していると言われましたが・・・
値切らせないために体験させた社長の方がいい根性していると思いますが・・
詩が、言葉が、手漉き和紙の上に載るんですね。手漉き和紙の繊維がささくれの中で言葉が活きてくるんですね。
Posted by: ten at 2004年02月11日 09:03手漉きの和紙大好きです。
辞書などに使われたオニオンスキンのような薄くて丈夫な
紙も和紙だと思うのですが 和紙でしょうか。
あのすべすべした 薄くて丈夫な紙を見ないように思います。
Posted by: takako at 2004年02月12日 18:00青空文庫のテキストを和紙(または、和紙っぽい紙)にプリントアウトして、自分なりに装幀して和綴じにしてみる、ということを実践して、このaozora blogに発表したいんですが、そんな悠長な気持ちになかなかなれなくて。
Posted by: ag at 2004年02月12日 18:47> 辞書などに使われたオニオンスキンのような薄くて丈夫な紙
英語の辞書などに使われている紙のことだと思いますが、あの紙は India paper だと思います。(英語の辞書に載っています)
終戦直後、古本屋でコンサイス英語辞典が飛ぶように売れたそうです。
米進駐軍を迎え、英語を勉強しよう! という気運が国民のなかに高まった、というわけではなくて、これは、煙草不足から多くの人が吸殻を集め辞書の紙で巻煙草を作るようになったからだったそうです。
今の私たちからすると、逆にちょっとうらやましいような贅沢にも見えてしまうのですが、貧乏には貧乏なりの味わいというものがある、ということなのかも知れませんね。
Posted by: (尚) at 2004年02月12日 23:37India paper。辞書で調べてみました。ありがとうございます。
綿の繊維を漉いたエッチング紙や
水彩画用紙、クレーン社のphoto紙などが手漉きと考えていましたから。
もしかして家族に出会えるかも知れないと駅前で立っていた時、進駐軍が捨てたタバコを拾っても誰も笑う人はいなかった時代と親から聞かされました。コンサイス英語辞典の紙が一本の手巻きタバコに使われたのですか。
We Japanes Fujiya Hotel, LTD
Miyanoshita, Hakone 600pages, 889illustrations
The National Flag Japan から始まります。本の市でみつけました。紙が薄くて袋になっています。変色したのか もともとの紙の色かわかりませんが紙に感動しています。
和綴じにした本作れたらいいですね。
インクジェットプリンターの会社がメモリアル記念の限定本を作ったのだそうです。手間ばかりかかって作っても25年しか保存の保証がないというものだそうです。今は、アーカイブ インクができましたから和紙で作れたら最高のものができると思います。1冊でもいいから手漉きの和紙で心がわくわくする本を見てみたいです。
Posted by: takako at 2004年02月13日 14:16やっぱり、似たような和紙フリークいましたね。みなさん、レスありがとうございます。
とくに ten さん、展示の経験があるとのこと。印刷のときのこととか、展示をしたときのほかのひとの反応とか、くわしく聞かせてください。
Posted by: PB'99しだ at 2004年02月13日 23:35かなり以前の話です。PCがまだ高嶺の花だったころのことですので、参考になるかどうかわかりません。
和紙というのは、同じものが2枚とないのですね。同色なのだが、微妙に色合いが違う、そんな面白さがある紙だと思います。その面白さを利用できないかということで、詩の会の人たちの作品を和紙に載せたのだったと思います。
PCがなかったので、ワープロでした。だから印刷もワープロでした。リボンインクですね。しださんもお書きになったように、毛羽立てっていますから、和紙の滓があらゆるところに付き、挙句は堪っていまうので閉口しました。
見学者の反応は、余り古い話ですので、憶えていないのです。ごめんなさい。あのとき思ったことを書いてみますね。
書における詩展などもありますが、あれは、書家が詩を読んで受けたイメージですよね。だから字が大きかったり、小さかったり、掠れさせたりして表現するわけです。
ところが私たちが試みたのは和紙に”活字”です。ではケント紙にタイプするのとどう違うのでしょうか?どちらもそこにあるのは作品です。活字の冷静さをすり抜けて、読者は、言葉からイメージを受けるのですね。活字の冷静さというものは不動です。不動だから周りに動きをつけるか、全くつけないかですね。
誰のどの作品にどの和紙を使うかを決定したのは私ですから、私のその作品に対する”色”がでますね。読者(見学者)は、色が固定されてしまうのですね。色も含めて言葉を受けてしまうのですね。それを利用しようと思いついたわけです。和紙というものの微妙な色の変化がその詩の持っているイメージを増幅させ、大きな効果を上げることができます。色が無い方がよい、若しくは色の変化が必要でないと思われる作品には、原稿用紙のようなマス目の和紙であったり、真っ白の和紙に印刷したように思います。白い和紙とケント紙の違いは、質感でしょうね。
逆にいえば、ケント紙はその質感が無いから、色なり作品の言葉の温度は、読者(見学者)の自由ですね。言葉だけでイメージを膨らませるということですね。詩集とあまり違いがありません。
和紙は時間がたつにつれ、印字が色あせてきたような覚えがあります。古い機種だったからでしょうか・今の新しい物はそんなことがないのでしょうね。まあそれも味わいだといってくださったかたがありました。
写真は無知なので、何もわからないのですが、和紙の凹凸を利用すれば面白い物になるかもしれませんね。
でもプリンターの故障を覚悟が必要でしょうね。
Posted by: ten at 2004年02月14日 21:30和紙の特徴に無知でしたから、失敗の連続で来ました。失敗談は山のように持っています。インクジェットプリント、piezographは(B&Wだけの経験しかありませんが。)
紙によっては仕上げにサイジングされたものがあり
サイジングやつなぎの種類によっては数年後 色が変色したり、滲んだり、プリントする時にプロファイルがあるにもかかわらず欲しい色が出なかったりしました。試行錯誤のすえガンピとコウゾウ、ミツマタなどの輸入混合和紙もつくってみました。二層漉きを時々使います。
私の手に入れた 以前のプリンターと、以前の和紙ではプリントした時に裏に色が滲んで汚れをつくりました。今はインクジェットの色の出を調節できる機種がでました。
手漉きの本当にいい紙は選ばれた所に運ばれて、私たち素人の手に入るだろうかと思います。
Posted by: takako at 2004年02月17日 13:05ひふとした事からこの内容を見ました、お気に入りの和紙が手に入らないようですね、
私どもでは手漉きの和紙を抄造しておりますし、越前ではお望みの紙が手に入る事と思います。
又インクジェットプリンターを使って和紙の本(和本)を作っている方を存じております、お望みなら紹介致します。
Posted by: 梅田和紙株式会社 at 2005年04月02日 21:13こんにちは
うれしいですね。サイト拝見しました。
福井県内の手漉き和紙産地って、現在何か所ぐらいあるんですか?
2年前の春になりますが、山形県内の和紙産地プラス仙台白石へ出かけて、それぞれの和紙をいただいてきました。いずれも楮100%とのこと。漉きの回数がちがう(=厚みがちがう)ので純粋な比較はできませんでしたが、実際にインクジェットプリンタ(Canon BJ F850)で試したところ……その経験がぼくにとっては、おもしろいアイデアを思いつくきっかけになりました。
結局のところ、ぼくには紙のよしあしをランク付けすることなんてできませんでした。繊維のたたき具合とか、ネリのちがいとか、表面のザラつきや、純白度など、それぞれの職人のひとたちの味であり技であり。ならば、いずれかひとつにしぼることなどないんじゃないか。これがぼくの出した現在の解答です。たとえば山形県南部の置賜地域へ出かけて撮影した写真は、当地の白鷹町深山和紙を使う。新庄や最上地域近辺で撮影したものは舟形町の長沢和紙を使ってプリントする、という具合です。
takako さんからせっかくいい書きこみをいただきながらご返事が返せなかったのは、「手漉きの本当にいい紙は選ばれた所に運ばれて、私たち素人の手に入るだろうか」という最後の一文がズシリときたからです。日本画や版画が目的のひとならば紙選びはシビアなのかもしれません。白石へうかがったとき、鶴太郎さんの描いた作品を見せていただきました。鶴ちゃんはそこまで足を運んで紙選びにこだわっている。
「和紙の本(和本)を作っている方を存じております」
ぜひぜひ、そのかたにも、この場へ書きこみしていただけるとうれしいですね。
Posted by: しだ at 2005年04月08日 23:33