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青空文庫を始めたのが1997年で、その翌年の1998年に幕張で行われたMacWorld(AppleのコンピュータMacintoshのイベント)で配ったのが上の写真のフロッピー。主に青空文庫の存在を知らしめるために用意したもので、その中身は「青空文庫の提案」をエキスパンドブック化したものと、中島敦『文字禍』、藤本和子『オリエントの舌』のエキスパンドブックだった。

これが「青空文庫の提案」をエキスパンドブック化したものの目次ページ部分。
結局、電子テキストだ、Web上で共有できるデータだ、なんて言っても、形あるモノを作るのは楽しい作業だ。得てして、作る過程が面白いのであって、配るときにはその熱も冷めていたりするのだけれども……。青空文庫のデータも、そこからいろんな派生物が出て来れば良いのになあ、と最近つくづく思う。
そんなMacWorldから1年後、アスキーから刊行されている雑誌「ドットPC」1999年11月号の付録CD-ROMに、青空文庫のWeb上データをすべて載せることができた。青空文庫単独の成果物では無いけれども、まあそれなりの成果物だ。

青空文庫では、全データを一気に引き落とせるサービスを行っていないので、このような単純にWeb上の全データを載せただけのCD-ROMでも、それなりに価値があったのではないかと思う。
そんなアスキーの雑誌の付録CD-ROMに青空文庫のデータを載せなくなってから久しい。これはちょっとまずいんじゃないかと最近思い始めた。
ということで、来年には何とか、青空文庫の全テキストを入れたCD-ROMやら何やら、形ある成果物を作りたい。プラスアルファ、いろんな企画を立てて、ごちゃごちゃ面白いことが出来たらなあと思う。いちおう、来年の抱負です。
あれは98年でしたか。
歳月……ですなあ。
LUNA CATさんとの初対面も、そのときだったか。
Posted by: 浜野 智 at 2003年12月28日 17:5299年2月には『新しい読書』という8センチのCD-ROMも作られましたね。
Posted by: 多村えーてる at 2004年01月21日 16:15