明日を待ちながら。2
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2003年11月09日

 シャープのケータイ、J-SH53で青空文庫を読む

J-SH53携帯電話で文字を読むとなると、やっぱり表示画面が小さすぎる。せせこましい。まあ、メールぐらいを読むのなら問題ないのだろうけど、そこで長文を読むとなるとちょっと……。と思っていたら、今年になって携帯電話の画面もQVGA(240×320)になってきた。この広さなら長い文章を読むのにも少しは快適になってきたんじゃない? といろいろ調べてみたら、ほとんどのメーカーはその大画面を活かすフォントを用意していないらしい。なんだ、デジカメのための大画面なんだ。でも、そんな中で、シャープのJ-SH53が画面に合わせたフォントを用意しているとの噂を耳にした。それに、あのブンコビューワを搭載しているらしい。それなら早く、青空文庫のテキストをそのケータイで読んでみないと! とは思ってはみたが、自分の携帯はドコモだし、ボーダフォンに変えてまで機種変更する気もないし。誰か周りにそいつを買った奴はいないかと探したがいない! 一生懸命探し回って、ちょっと当てができたんだけど結局それもダメに。そんなんで、いつの間にか11月になってしまったけど、やっとその機種を持っている人を捜し当てました。それで、ちょこっと触らせてもらいました。
まず、J-SH53に付属のSDカードを携帯電話本体に一度差し、それをカードリーダーなどでコンピュータにマウントさせます。その中身を見ると「DCIM」と「PRIVATE」というフォルダが出来ているのがわかります。「PRIVATE」→「SDJPHONE」→「SH_フォルダ」→「ブック」とフォルダを開けていって、その「ブック」フォルダへ青空文庫からダウンロードしたテキスト(もちろんZIPを解凍して)を放り込みます。
テキストをSDカードへ
J-SH53SDカードを携帯電話に戻し、メニューの「電子ブック」というところを選ぶと、この左の写真のように青空文庫のテキストが見えるようになります。
J-SH53そのテキストを選ぶと、まずは横書きで表示されてしまうので、表示設定から「縦書き」を選びます。そうすると、左の写真のように青空文庫のテキストが縦書きで表示されます。
J-SH53さらに表示設定から「ルビ表示」をONにすると、左の写真のような感じで、青空文庫のルビ付きテキストのルビが、ちゃんと“ルビ”として表示されます。
J-SH53ちなみに表示設定から「文字サイズ設定」を「中」から「小」に変えてみると、左の写真のような感じです。これじゃちょっと読みにくい。文章とルビのバランスも悪いし。このビューワでは「文字サイズ設定」に「大」は無いようです。
読みやすさでいったら、やっぱり文字サイズ「中」で「ルビあり」がいいかもしれません。ルビが付くので行間も空くし。ページめくりも、ページ単位で送ることができます。しおりも挟めます。

本当にざっとしか触っていないけど、携帯電話ででも、長文を読むのに耐えられる環境が整ってきている印象。SDカードも128MBのものもあるわけだから、携帯電話と一緒に大量の青空文庫作品を持ち歩くことができる。これで通信速度が上がって、携帯のビューワが青空文庫のXHTMLを理解してくれれば、こんなパソコンと連携させなくとも、携帯からネットに接続すればすぐに作品が読めるようになるのになあ。でも、そんな遠い未来のことじゃない、そんなことは。青空文庫も携帯向けのインデックス・ページを作らないと。

シャープのJ-SH53のページ
ケータイWatchのレビュー

★この文章を書いた人→ag★こんな時間に→2003年11月09日 07:27 ★トラックバック


 コメント

う〜ん、なかなかすてき。

画面って、実測で何ミリ×何ミリぐらいなのですか? 

私、Palm とケータイとボイスレコーダを持ち歩いているのですが、三つも似たようなもの/機能が少しずつ重なったものを身につけているのは辛いと思う今日このごろ。

Posted by: 大野裕 at 2003年11月09日 10:57

ぱっと見た感じ、いままでの携帯画面よりだいぶ広く感じます。
ちょっと測ってみますね、ちょっと時間をください。

Posted by: ag at 2003年11月10日 12:15

お〜、スゴイなぁ。私は最近ザウルスで読んでいて快適だと思っていたのですが、携帯もいいですね。

時間はどれぐらいもつのかな? カラーだとやはり毎日充電は欠かせないかな? ザウルスは結構こまめに充電しないとおっつかないのでちょっと不便。

Posted by: 小林繁雄 at 2003年11月10日 17:37

画面はおおよそ縦5cm 横3.5cmです。
文字表示領域は 縦3.9 横3.5cmです。

文字小12ピクセル 文字大20ピクセル で
縦書き:
文字小ルビ有: 21.5文字x7行 句点禁則ぶら下げ
文字小ルビ無: 21.5文字x14行 句点禁則ぶら下げ
文字中ルビ有: 13文字x10行 句点禁則送り
文字中ルビ無: 13文字x14行 句点禁則送り
横書き:
文字小ルビ有: 20文字x10行 句点禁則送り
文字小ルビ無: 20文字x20行 句点禁則送り
文字中ルビ有: 12文字x10行 句点禁則送り
文字中ルビ無: 12文字x7行 句点禁則送り
です。(読んでいる途中で変更も可能)

太字は4段階の太さがあり、ケータイ本体の設定が利用されます(ブックだけの変更はできない)

MI Zaurusユーザーですがブンコビュア(TTSブックリーダー)と似ていて十字キーの左右で1行前後、十字キーの縦横で1画面前後になります。

電池の持ち時間は、バックライト輝度にも拠るのでしょうが、8時間は持つのではないかと<MP3の連続再生よりは電池を食わないと思うので。

実際は通話・通信やJava待ち受けなどで大きく変わるのですが、MI-E1に比べればその3倍〜10倍ぐらいは持つのではないでしょうか。

私はメールを小で読んでいるので「縦小ルビ有」の設定ですが、この小は1文字1.75ミリとかなり小さいので、普通は「縦中ルビ有」が利用されると思います。

青空文庫ではおそらくテキストしかつかえないと思います。その他XMDF形式に対応しています。

Posted by: 或53使い at 2003年11月12日 12:02

或53使いさん、測量ありがとうございます。

> 画面はおおよそ縦5cm 横3.5cmです。

シャープのサイトを見たら、筐体サイズは約50mm×約98mm×約24mm(幅×高さ×奥行)とのことでした。私が今使っているのはドコモのP211iというやつなのですが、それが48×95×22で、画面は37x28です。全体の大きさはさほど変わらないけどJ-SH53は大画面みたいですね。う〜む。

でも、もしかすると、ケータイって、1ミリでも厚く、1グラムでも重く感じるのでしょうか。ちなみに重さは115gとのこと。私の今使っているやつは91g。う〜む。

Posted by: 大野裕 at 2003年11月12日 18:00

或53使いさん、詳しい報告ありがとうございます。う〜ん、やっぱり文字を読むならJ-SH53がいいなあ。

でもなんで、ドコモのシャープのケータイにはこのビューワが付いていなんだろう? M-stage Bookのからみかなあ?

Posted by: ag at 2003年11月12日 19:07

ドコモでも、SH505iなら

http://galugari.hp.infoseek.co.jp/i/

reateというテキストビューアが使えますよ。

Posted by: MC at 2003年11月13日 21:09

へぇ〜、いろいろあるもんですね。
それにしてもGIF偽装とは凄い。

Posted by: ag at 2003年11月13日 21:34

或53使いさん、ありがとうございました。(返事遅くなってスミマセン)
そうですか、8時間ぐらいは持ちますか。携帯の場合は毎夜充電が常識のようですから(私はよく忘れますが)、それだけ持てば充分ですね。

私は未だに古〜いDDIのPHS(しかも白黒)を使っているので、そろそろ買い換えようかなぁ。

Posted by: 小林繁雄 at 2003年11月19日 07:39

いまだにSH53使っていて、最近この記事を見て
青空文庫読んでます。液晶の輝度を落として
読んでます。
これはSH53のせいじゃないけれども
テキスト中に「人の世<世に傍点>」とかがあると
読むリズムが狂うので嫌です。
あるやつとないやつが選べればよいのですが。

Posted by: まっしゅ at 2004年10月10日 21:02

これまで携帯をもたずに過ごしてきましたが、事情があって、2週間ほど前から使いはじめました。Vodafon 902SH(シャープ製)。
電話もメールもきませんが、SDメモリに書き込んだ青空文庫のテキストファイルをブンコビュワーで開いて、読んでます。
皆さんにとっては「何を今さら」でしょうが、これ、読めるじゃない!

【902SHで感心した点】

2.4インチでQVGA(320*240)。
35年ぶりに三角関数を思い出して計算したところ、167ppiといった解像度レベルの装置が、携帯電話として使い倒されているわけなんですね。(そんな、高くないし。直に1円とかになるんだろうし。)
おまけに902SHの液晶は、上に画像で紹介されているJ-SH53に比べて、相当コントラストが高いように感じます。異様にハッキリ、クッキリして見えます。

使われているフォントは、シャープが液晶用に開発したLCフォントという奴なんでしょう。
私は、縦書き、文字「中」、ルビありで読んでいますが、サイズを「やや小」「小」と下げていっても、潰れません。
点画を省き、それでいて、その字に見えるように、うまくデザインされています。

この高解像度、高コントラスト液晶と、小さな液晶画面に最適化したフォントによってがっちり固められた土台の上に、青空文庫のルビ記号に対応したブンコビュワーが載っていることで、「読める!」感覚が生じているのだと思います。

昔、「画面で読めるか」と言われて、「そのうち読めるようになるに決まっている」と居直ってましたが、目を離している内に(^^;)、そうなってました。(そんなこと言ってたころから、思えば15年も過ぎてましたが。)

【感心しない点】

鈴木重子さんの「Baby River」を、着信時に鳴らすようにしたいと思ったのですが、自分が持っているCDの音源を利用することも、できなくしてある。
着メロサイトから「買え」ということなので、やむなく鈴木さんのものをおいてあるところを見つけてアクセスしてみましたが、5曲しかないじゃん。
自分が全部CDもってる人の曲を、なんであらためて買わなきゃいかんのか。それも、5曲の中から。

着メロはあきらめて、CDの曲を入れておこうと思ったところが、これまた普通のMP3には対応していなくて、「著作権保護」に留意した「セキュアMP3」という特殊なフォーマットにしないといけない。
そのためにはソフトが必要で、こいつが付いてくるSDカードのリーダー/ライターは、普通のものよりずいぶん高い。

今回、実際に使ってみて、持ち歩くパソコンは携帯で決まりなんだなと痛感しましたが、にもかかわらずiPod(電話、メール機能、共になし。)などといったものに名をなさしめている理由は、こうした利用者に背を向けた姿勢にあるのではないでしょうか。ドン!
まあ、そうやって利用者に背を向けているのも結構ですが、いずれ、顧客側を向いた機器の隆盛に押されて、「セキュア何とか」は、消えていくであろう。ドン、ドン!

それと、インターフェイス、どうにかなりませんか。
テキスト入力画面にブロックカーソルなんて出てくるんですが、暴動は起こらないのでしょうか?

【歴史は繰り返す】

個別の機種・シリーズごとの環境が横並びとなり、同じ様な機能モジュールが、繰り返し繰り返し、あっちでもこっちでも作られている。
そこから、大型では360互換OSが、パソコンではDOS、Windowsがになった、標準OSへの移行が、今後携帯でも繰り返されるのでしょう。

勝者が絞られ、進むべきものはしっかり進むけれど、機器自体は退屈なのものになって、いつか枯れた日用品になるのでしょうか。

【おまけ】

Mac OS Xマシンから、マックバイナリー付きのテキストファイルをSDカードに書き込み、携帯で確認すると、リソースフォークが別ファイルとして見えてしまいます。
abc.txtをコピーすると、abc.txtに加えて、._abc.txtというファイルができます。
わずらわしや。

Posted by: 富田倫生 at 2005年03月02日 23:26

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aozora blog: シャープのケータイ、J-SH53で青空文庫を読む オレの愛機も同じSH系なので(?)、メモリーカードから電子ブックが読めたりする。 つーことで早速青空文庫行って試してみた。 ・・・本当にあっさり出来たし画面もルビも同じだった(あたりまえか)。 【俺ケ`..
2004年01月08日 19:09

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