aozora blog
著作権の保護期間延長に反対します

 2007年2月15日;

 しばらくの間お休み

どうやら今のMovableTypeのバージョンだとBerkeleyDBとの相性が悪いことがわかりました。MySQLまたはSQLiteまたはPostgreSQLあたりが使えるサーバーを探してみます。それまでお休みです。

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 2007年01月11日

 延長反対署名の新作たすきがけバナー

aozora blog トップページの右上に、「著作権保護期間延長反対署名運動」と書いた、新しいバナーが加わりました。
たすきがけのバナーのクリックで、青空文庫の署名案内ページにジャンプします。

ページを開いたら、嫌でも目に飛び込んでくるところで、意志表示しようという狙いです。

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 拓本の話

http://www.aozora.gr.jp/cards/001245/card46514.html

拓本の話
会津八一

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 Wiiで青空文庫を見る

任天堂の新しいゲーム機“Wii”には、任天堂のサイトからダウンロードすることによりWebブラウザーをインストールすることができる。なので、それを入れてみて、そのブラウザーで青空文庫を見てみました。

wii

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 2007年01月09日

 菊の根分をしながら

aozora blog 版
菊の根分をしながら
会津八一


 昨日がいわゆる彼岸の中日でした。われわれのように田舎に住むものの生活が、これからはじまるという時です。私も東京の市中を離れたこの武蔵野の畑の最中に住んでいるから、今日は庭のすみにかたよせてある菊の鉢をとりだして、この秋を楽しむために菊の根分をしようとしているところです。じつはわたしはひさしいこと菊を作っているのであるが、この二、三年間は思うところあって試みにわざと手入れをしないでなげやりに作ってみた。いったい菊というものはその栽培法を調べてみると、あるいは菊作りの秘伝書とか植木屋の口伝とかいうものがいろいろとあって、なかなかめんどうなものです。これほどめんどうなものとすれば、とうていしろうとには作れないと思うほどやかましいものです。そしてこのいろいろな秘訣を守らなければ、存分に立派な菊が作られないということになっている。ところがわたしは昨年もおととしもあらゆる菊作りの法則を無視して作ってみた。たとえば春早く根わけをすること、植える土には濃厚な肥料を包含せしめなければならぬこと、鉢はなるべく大きなものをもちいること、五月、七月、九月の芽を摘まなければならぬこと、日あたりをよくすること、水は毎日一回ないし数回あたえなければならぬこと、秋になってまた肥料を追加し、雑草を除くことなどと、まだまだいろいろの心得があるのにもかかわらず、二、三年の間はわたしはまるでこれをやらなかった。根分もやらず、小さい鉢に植えたままで、土を取り替えもせず、芽もつまず、もちろん水も途絶えがちであった。いわばあらゆる虐待と薄遇とをあたえたのだ。それでも秋になると菊は菊らしくそれぞれにツボミが出て、キレイな色で、そうとうにやさしい花を見せてくれた。それで考えてみれば菊の栽培といっても絶対的に必須なものでもないらしい。手入れをすればもちろんよろしい。しかし手入れがなくとも咲く、植木屋などがよく文人作りなどと名をつけて売っているのは私などからみれば、いつもすこしできすぎていて、かえっておもしろくない。わたしの庭のすみにさいた菊の花の天然の美しさにより多く心がひかれぬでもない。

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 一片の石

一片の石
会津八一


 人間が石にたよるようになって、もうよほどひさしいことであるのに、まだ根気よくそれをやっている。石にたより、石にすがり、石をあがめ、石を拝む。この心から城壁も、祭壇も、神像も、殿堂も、石で作られた。いつまでもこの世に留めたいと思う物を作るために、東洋でも、西洋でも、あるいはどこのはてでも、昔から人間がつとめている姿は目ざましい。人は死ぬ。そのまま地びたにすてておいても、膿血や腐肉が流れつくした後に、骨だけは石に似てながくのこるべき素質であるのに、遺族友人ととなえるものがあつまって、火をつけて焼く。せっかくの骨までがこなごなにくだけてしまう。それをひろいあつめて、底深く地中にうめて、そのうえにいかつい四角な石をたてる。お参りをするといえば、まるでそれが故人であるように、その石を拝む。そして、その石が大きいほど貞女孝子とほめられる。貧乏ものは、こんな点でも孝行がむずかしい。

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 2007年01月06日

 鏡花は言葉の絵描きさん(かも)

 正月も三日となれば、そろそろと寝正月に飽いてくるころ、ならばパソコンで世間をみようかと前に坐る。眼に入ってきたのは、門田氏の「鏡花は二度読むと面白い(かも)」。氏の解説とは違う鏡花の魅力を私が書いてみようと決心し、いざキーボードを打たん、ところがディスプレイは月も星も隠した闇夜、ええい!と思って画面を打つ真似をする。天罰と思うたか、いきなり今度は、両国あたりの花火大会の花火が出たかと思え、ぱっと現れたるは丸めがねの男が一人。闇夜にぬっと現れたその男、「おいおい」と画面の向こうから声をかける。正月にしては雪もなく、生ぬるい夜さり、何か化け物か何かのたたりかと、息そって椅子から転がりそうになる。そんな私を見て「かっかっか・・」と顎の外れる大笑い。そして「泉鏡花です」とはっきりと声をあげる。その声にきょとんとして、眼をこする。やはりディスプレイの中の男は、写真で見た鏡花先生、めがねの奥に鋭い光を放ち、那須の与一の扇を射る目でまっすぐと私を見さっしゃる。夢の中にいるのかと、頬をつねってみる、痛い。
 私の背筋に冷たいものが走るか?いや、面白そうと、「な、何の用ですか、」と尋ねてみれば、「私の魅力とやらをしっかり書かっしゃい!あんたに書けるかねえ」と励まし半分疑り半分の言葉。そして莞爾と手をふる。私もぽかんと口をあけたまま手を振り返す、横に手を振ればいいものを、ぼんやりけんと縦にふったら、先生、仏壇の蝋燭の消灯と思うたか、ふっと消えていかしゃった。 今のは一体何やったのかと狐につままれたとはこのことよ。まあ、どこまで鏡花先生に迫れるかわからぬが、疑念も励ましの心と思い、書いてみせよう
 それにしてもなぜ私が書くとわかったのやら。其処が聖とも眷属とも知り合いの先生の神通力というものか・・・

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 2007年01月04日

 群盲、象をなでる

 ある盲人は象の足をなでながら「大木のようだ」といい、ある盲人は鼻をなでながら「大蛇のよう」といい、耳をさわった者は「大きなうちわ」と、腹をさわった者は「太鼓」と、しっぽをさわった者は「ほうきのようだ」と答えた。いずれの答えも正確でない。正しい実体を知らずにあれこれ私見を述べあうことや、無知な人がいくら集まって論じあっても正確な答えにたどりつくことができない、こんな内容の故事だったと思います。とりたてていうまでもなくあたりまえのことなのですが、この故事は障害者や「無知な人」をあからさまに侮辱・けなす表現ですから、好ましい表現とはいえません。どんな場所・場面でも使用はゆるされない故事です。いまとなっては、おおやけに使われない、教科書や新聞やテレビではぜったいに見かけない表現です。

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 2007年01月01日

 空色通信 2006年12月号

2006年12月は、77作品のファイルが公開された。ニュースとしては、「保護期間の延長問題に関するシンポジウム第一回開催」と「青空文庫収録ファイルの取り扱い規準の改定」があげられる。

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 2006年12月23日

 鏡花は二度読むと面白い(かも)

泉鏡花の作品は人を選ぶ。わかりにくいと言われることが多い。その理由を考えてみたい。題材に「歌行灯」を用いる。ネタバレありなので、気になる人は読まないように。

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 2006年12月20日

 蘭郁二郎〜早過ぎたかもしれない作家〜

海野十三と並ぶ、戦前SFの大家、蘭郁二郎の作品が公開された。少しばかり、彼の作品の魅力を伝えて見たい。内容のネタバレを含むので、気になる方は読まないように。なお、作品未公開のため機能しないリンクが一部ある。

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 2006年12月19日

 外字注記の検索

 複数ファイル検索には YooEdit 1.71を使います。理由は、対象フォルダの指定がかんたんなこと、結果の一括リストが自動的にできあがること、それから、検索と置換がたいへん高速だからです。
 たいていのエディタが正規表現での置換に対応しています。けれども、検索の対象が多かったり置換作業が大量だと、エディタによって処理能力に大きなひらきが生じます。またエディタによって正規表現に若干の差異があり、おなじ指令を記述するのにも微妙に異なります。今回のように大量のテキストから外字注記を検索するようなときには YooEdit をおすすめします。Perl 言語(MacJPerl など)をあつかうときにも、Jedit の正規表現ではグループ化の表記などマッチせず、ちょっと苦労します。YooEdit の正規表現のほうがおおむね流用できるので、その分パターンマッチのテストがらくにできます。

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 2006年12月18日

  「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」を見ての疑問

 大久保君が五回に亘って細かく書いてくれたし富田さんがそれにきちんと答えていらっしゃるし、私などがでしゃばって書くことはほとんどないのだけれども、メールに意見を書いたら、大久保君が背中をポンと押してくれたのでこの場に書いてみる気持ちになった。

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 あの時、のみ込んだもの(結局、はいたけど。)

大久保ゆうさんの、「『著作権保護期間の延長問題を考える国民会議』第一回シンポジウムに関する雑感(2): aozora blog 発信」で紹介していただいたとおり、パネルディスカッションでの私の発言に対し、フロアーから疑念が呈せられました。
答えようとしたところ、司会ご担当に抑えられて続けられず、「後で話しましょう」と呼びかけて、引き下がりました。

シンポジウム終了後、お話ししたことは、二点です。

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  「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」第一回シンポジウムに関する雑感(5): aozora blog 発信

◇諸々の発言について

各所のブログやら何やらで話題沸騰の平田オリザさんの、ものすごい妥協案。

色々な考えの差はあっても、みんなが「お金はどうでもいい」というんであれば、死後70年に延長はするんだけど、その延ばした20年分の収益は、個人のものとするのではなく、国内や国外の文化育成に使うということにしてみたらどうだ! そうすればアメリカの鼻も明かせて一石三鳥ではないか……というものすごい折衷案というか、妥協案を打ち立てた平田さんに、場内の拍手(&和やかな笑い)が巻き起こる。

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 2006年12月17日

  「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」第一回シンポジウムに関する雑感(4): aozora blog 発信

◇著作権における〈子ども〉

「パネルディスカッションの最後には,会場の福冨忠和ディジタルハリウッド大学教授(発起人の1人)から「保護期間延長に反対の人は,皆さん子供をお持ちじゃないから未来に対するイメージが(子供をお持ちの方と)違う。少なくとも,このパネルディスカッションに参加している皆さん(山形氏,平田氏,富田氏)はそうですよね」という主旨の発言があった。個人的には,この日の延長賛成派の発言の中で,最も説得力のあるものだった。」(神近博三「著作権保護期間について「延長賛成派」の意見を聞いた」ITpro、2006)

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 「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」第一回シンポジウムに関する雑感(3): aozora blog 発信

ぼんやりしているうちに日曜日になり、気が付けば「国民会議」のページでは、この記事も含めてネット上の反応がリンクにまとめられている。事務局のみなさまご苦労様です。こうやってまとめられると、私の記事もだらだらと雑感を書くよりも、どこか面白そうなことをピックアップしていくのがいいかな、とか思えてくる。映像(2)の半分くらいで雑感は止まっているし、このまま続くとこの雑感は下手をすれば(10)まで続くんだけれども、誰も楽しんで読んでないと思うので、そこそこで止めた方がいいと思うのだ(独り言)。ちなみに今回は、青空文庫と再び松本零士さんについて。
 

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 2006年12月14日

 「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」第一回シンポジウムに関する雑感(2): aozora blog 発信

◇富田倫生さんの発言より

青空文庫の富田さんの発言については、この aozora blog をご覧になっている方ならおなじみ(?)の内容なので、ここで改めて補足説明することもないだろう。しかし、この富田さんの発言については、のちの質疑応答において、疑念が呈されている。

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 「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」第一回シンポジウムに関する雑感(1): aozora blog 発信

aozora blog の11月27日付記事にあるように、12月11日、「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」第一回シンポジウムが東京ウィメンズプラザ円形ホールで行われた。筆者自身は直接その場に参加できなかったが、第二部のパネルディスカッションをインターネットラジオでの生中継、およびその後のストリーミング映像配信によって視聴した。この記事に書くのは、その第二部パネルディスカッションに関する雑感である。

すでに幾人かの方が述べておられるが、この第二部のパネルディスカッションは、いささか議論がかみ合っていなかった印象がある。ITproの神近さんは、それを〈心情論〉と〈実証論〉の溝というようなことを書いておられる。しかし、私にはもうちょっと違ったレベルでの溝もあるような気がする。

どこか、芸術の絶対主義と相対主義の溝のようなものや、あるいは著作権という概念や定義に不統一なものを残したまま議論が進められていて、結局、お互いの主義主張に終始したという気がしてならない。

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 2006年12月04日

 空色通信 2006年11月号

2006年11月は、73作品のファイルが公開された。ニュースとしては、「「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」発足」があげられる。

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 2006年12月03日

 「空色通信」新着記事

空色通信を更新しました。
2006年12月号を追加しました。

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