青空に舞う蝶々のごとく(その 3)
前回に付き続いて、総論的な記事を続けます。
「青空蝶々」のWeb サービスのやや詳しい説明です。
TeX ソースなどを入力すると、TeX 処理し、PDF ファイルを作るページを二つ開設しました。
- 「あげは蝶君」 – uptex を使ってユニコード入力可
まず、内部処理を UTF-8 で行う uptex を使ったページを作ってみました。今度は東京大学西洋古典研究室のぱくりです。これで、テキストエリアで、JIS0213 はじめ、ユニコードでの入力が可能になります。したがって「鷗外」、「百閒」、「髙島屋」などの、文字を組み込んだ、PDF が出来ます。ついでに、前回紹介した「青空パッケージ」を uptex に組み込もうとしましたが、パッケージの文字コードの関係か、一部文字化けします。またもや、なかなか思うようにはいかないものです。そこで…
- 「てふてふ君」 – 青空文庫を PDF 製本化!
今回の目玉です!文字コードを、青空文庫と同様の SHIFT_JIS に戻し、platex の方を使い、「青空パッケージ」を通して、Web で、自動的に PDF を生成出来るようになりました。最初の「おまかせコース」を選べば、青空文庫テキスト zip 圧縮ファイルをドラッグ&ドロップすれば、自動的に、PDF が出来るしくみがようやく出来上がりました。従来のような、テキストや TeX ソース入力も可能です。ちょっと戸惑ったのは、サンプルにも使った、夏目漱石「『心』広告文」のように、ルビ表示がなく、「【テキスト中に現れる記号について】」という欄がない場合、TeX ソースが微妙にずれ、タイトルが乱れます。今回は、そのようなテキストファイルは「前処理」としてタイトルと本文の間に二行の改行を挿入するようにしました。これで、何とか完成です。夏目漱石「こころ」あたりは、何とか処理できます。「猫」は、途中までの処理になります。
